今週の日直日誌(6/20〜6/24)
今週はテスト1週間前ということで、放課後学校に残って勉強する者も。
テスト勉強や課題に追われているからか、疲れた様子を見せる者、ずっと焦っている者、ネガティブな言葉数が増えている者が多かったように思います。勉強に対する姿勢が、あまりにもテストの成績にばかりとらわれているように感じたので、ほんの少しだけですが私からみんなに話をしました。
みんなは一体、何のために勉強をしているのか。
ただ知識量が多ければいいのではない。いくら勉強ができたとしても、勉強以上に大切なことが何なのか、それを見失ってはいけない。大切なことが分かっている人は勉強においても、勉強する意味を理解した上で知識を積んでいる。
何のための勉強なのか。それを分かった上で得た知識と、分からずただ得た知識とでは、同じ知識量でもその価値は雲泥の差。同じ知識量、同じ技術力の二者がいたとして、どちらに仕事を任せるか、私なら価値ある知識の持ち主を選ぶ。
とにかく今みんなは、自分の知識量の多さや、良い成績、良い学歴であることを誇るため、それをもって誰かを蔑むために勉強しているのではない。また反対に、他クラスと比較して自分が劣等感を抱かないため、見下されないために勉強しているわけではない。
何のために勉強するのか。しっかり考え向き合うなら、自然と勉強スイッチは入るし、成績はあとからついてくる。もし今分からないなら、とりあえずはこの期末テストにおいて、誰かと、他クラスと比較し競い合うことはやめ、これまでの自分自身と比べながら、自分がどれだけ成長しているかを気にしてほしい。
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